この電卓の仕組みと前提
純金積立は毎月一定額で金を買い付けるため、金価格が高い月は少なく、安い月は多く買うドルコスト平均法になります。 この電卓では、毎月の積立額を税込として扱い、消費税分(現行10%)を差し引いた税抜額から購入手数料を引いた金額で、その月の想定金価格(開始価格に想定年率の複利を掛けた値)で金を買い付け、保有グラム数を積み上げて計算します。
| 金価格の前提 | 開始価格 ×(1+想定年率)経過年数 の複利で毎月変動するものとして計算 |
|---|---|
| 購入グラム数 | (毎月の積立額 ÷ 1.10(税抜換算) − 購入手数料)÷ その月の想定金価格 |
| 評価額 | 累計の保有グラム数 × 積立終了時の想定金価格 |
| 年平均利回り | 毎月の積立というキャッシュフローを考慮した内部収益率(IRR)の年率換算(参考値) |
| 考慮しない項目 | スプレッド(小売価格と買取価格の差)、保管手数料、為替変動の細部 |
評価額は小売(購入)価格ベースで計算しています。実際に売却する際の買取価格は小売価格よりやや低くなるのが一般的なため、手取りは表示よりも数%程度小さくなる場合があります。
純金積立のメリットと注意点
① 少額からインフレに強い実物資産を積み立てられる
金は株式や債券と値動きが異なり、インフレや有事に強いとされる実物資産です。月1,000円程度から始められ、分散投資の一部として保有する人が増えています。
② 手数料と税金で実質リターンが変わる
購入時手数料(1.5〜2.5%程度)と年会費は、長期では無視できないコストです。また売却益には譲渡所得税がかかります。 手数料の安い業者を選び、保有5年超で売却すると課税対象が1/2になる点を意識すると、手取りを増やせます。
売却したときの税金(譲渡所得)
金(純金積立・金地金)の売却益は譲渡所得(総合課税)です。給与所得などと合算して累進税率が適用され、年間50万円の特別控除があります。 取得から5年を超える長期保有分は、特別控除後の金額の1/2のみが課税対象になります。 具体的な税額や、複数回に分けた売却・損益通算を含めた精緻な計算は金売却税金電卓をご利用ください。
よくある質問
純金積立とは何ですか?
毎月一定額(例: 1,000円〜)で金を少しずつ買い付ける積立投資です。金価格が高いときは少なく、安いときは多く買うため、購入単価が平準化される「ドルコスト平均法」の効果があります。田中貴金属・三菱マテリアル・SBI証券・楽天証券などが取り扱っています。
このシミュレーターの利回りはどう計算していますか?
毎月の積立額は税込として扱い、消費税分(現行10%)を差し引いた税抜額からさらに購入手数料を引いた金額で、その月の想定金価格(開始価格×想定年率の複利)で金を買い付け、グラム数を積み上げます。最終的な保有グラム数に将来の想定価格を掛けたものが評価額です。年平均利回りは、毎月の積立というキャッシュフローを考慮した内部収益率(IRR)を年率換算した参考値です。
想定年率は何%にすればよいですか?
金価格は過去20年でおおむね年平均+8〜10%程度上昇しましたが、為替・金利・地政学リスクで大きく変動し、将来を保証するものではありません。本ツールでは保守的な+3%を初期値とし、プリセットで強気・横ばいも試せます。複数の前提で試算することをおすすめします。
積み立てた金を売ったときに税金はかかりますか?
売却益(譲渡所得・総合課税)に税金がかかります。年間50万円の特別控除があり、保有5年超の長期分は課税対象が1/2になります。給与所得などと合算した累進課税のため、本業の所得が高いほど税負担も大きくなります。詳しい税額は金売却税金電卓で計算できます。
手数料はどのくらいかかりますか?
純金積立の購入時手数料は業者・月額により概ね1.5〜2.5%です(例: 田中貴金属工業は月3万円以上で1.5%、3,000円〜2万9,999円で2.0%、3,000円未満で2.5%)。年会費は無料の業者もあれば年1,100円程度かかる業者もあります。実質リターンに直結するため本ツールでは入力欄を設けています。